謹啓
ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日本転倒予防学会の活動に関しましては,平素より多大なるご支援を賜り心より御礼申し上げます。
第5回学術集会は平成30(2018)年10月7日(日)に浜松アクトシティ中ホール・コングレスにおいて、学術集会を開催し、「多職種で奏でる新たな転倒予防のハーモニー」をテーマに多職種連携が一層広がり深まるように、現在鋭意、企画・準備を進めております。前日の10月6日の午前にホテルグランパレス浜松にて市民公開講座を予定しております。世界に先駆けて超高齢社会となったわが国においては,地域包括ケアシステムの実現に向けて高齢者を地域全体で治し支える医療への大変換が求められています。このような超高齢社会におきまして、転倒は高齢者の日常生活を脅かし、高齢者を要介護状況に至らしめる大きな要因となっており、地域・病院・施設などさまざまな場で予防しなければならない大きな課題となっております。さらに、転倒は高齢者だけではなく、人生のライフステージのすべて起こり、学校や産業などの転倒予防も注目されております。本学術集会では、音楽の街浜松で開催することで、さまざまなライフステージおいて多職種で奏でる新たな転倒予防のハーモニーを全国に発信して参りたいと思います。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
日本転倒予防学会 第5回学術集会 会長
鈴木 みずえ(浜松医科大学医学部看護学科 教授)